結月です。
今日は朝からヤシオマスを買いに日光まで行った。ヤシオマスとは栃木で品種改良された鱒。
これは栃木でもスーパーなどには売っておらず、養鱒場まで行かないと手に入らない。
そこで日光の清滝にある養殖の地へ。
ここは結構わかりにくいところにあり、道もクルマ一台しか通れないようなところにあった。
大きなところかと思ったが、大変こじんまりとしたところで、山から清流が落ちるそこに鱒たちはいた。
とりあえず、半身を購入。事前に言えば、生きたまま一匹をその場でシメてくれるという。
今日の晩は刺身にして食べ、残りは明日ソテーにしようと思う。
お味の方のリポートは後日。
清滝まで来たから、奥日光にある行きつけのホテルに足を伸ばし、ホテルスタッフに顔を見せようといろは坂を登る。
これから奥日光は雪が降るので、スタッドレスタイヤのないわたしは年内には行けないだろうと思ったから。
ホテルの売店で日光名産の漬物をいくつか買う。これはホテルの朝食でいつも出されるもので、なかなかおいしい。
一汁一菜路線になりつつあるわたしは栃木産の米に日光の漬物というライフスタイルが定着してきた。
ホテルスタッフと少し話し、戦場ヶ原で一休み。小学生たちが遠足でたくさん訪れていた。
奥日光は紅葉も終わり、ほとんど葉は落ちていた。しかし、いろは坂の前はまだ紅葉していて、なかなかの景色。
鱒養殖場の主人とマダムの話では、来週日光で開催の「そば祭り」に出店するとのこと。
そばでないのにと思って訊くと、鱒の塩焼きを出すのだという。
金曜なら行けそうなので、行ってみようと思う。
栃木は蕎麦や自然の食材は大変おいしいので、取材も兼ねておく。
なにぶん、まだ栃木のことはたくさん知らないため、企画の種を集めておきたい。
しかし、同じ栃木といっても、奥日光までは2時間以上かかった。
いつも真夜中に走る道も昼間の、そして秋はそこそこ混んでいた。