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ハードだった三連休のワンオペ育児

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結月でございます。

なんかさぁ、三連休って多くない? 

と思うのは、この間も三連休で2歳児とずっと一緒なのがかなりハードだった感覚が鮮明だからで、その鮮度が落ちないままの三連休だった。

2歳児と終日、ワンオペで一緒にいることを三日続けると体と頭がじわじわと鉛のように重くなってくる疲労がある。

自分のことは一切できないので、自分がこの三日間、何をやっていたという記憶がまるでない。2歳児はいきなり走り出したり、とにかく危なっかしいので目を離すことができず、遠く、広くをゆったり眺めるなんて余裕がない上に神経を使うので疲れるのである。

さて、昨日は東京へレッスンで、初めて2歳の愛娘をレッスンに連れて行った。早朝、JRの駅まで車で20分。そして電車で約1時間半。

電車の中で最初はおとなしくしていた2歳児も次第に退屈し出して動き出す。極端に困るほどではなかったけれど、大変だった。

上野の駅に着いて、片手でベビーカー、片手に2歳児、肩にはバッグの状態で電車から降りると、初老のおばさんが、

「さあ、お手手つないで、こっちおいで」

と手を差し出す。

ベビーカーがあると階段を登れないからという意味だろうけれど、

「お気遣いありがとうございます。でも、エレベーターで行くので大丈夫」

と断る。

もちろん、そのおばさんが人さらいなわけはないけれど、知らない他人に預けるほうが面倒だし、知らない他人に2歳児がどういう反応をするかもわからない。

子育てをしたことがあるせいか、電車の苦労がわかる親切なのだけれどね。

あとは電車の中でベビーカーに座る2歳児は誰かを蹴飛ばしてしまうと、蹴飛ばされた女のひとは優しく2歳児に手を触れた。

公共の場では小さな子供は毛嫌いされる傾向があるけれど、その正反対で優しい人もいる。しかし、その比率はわからない。

と、レッスン中は保育士をやっているうちの生徒さんに看てもらっていた。

レッスンが終わると、生徒さんと上野動物園に行くも、入場券売り場はすでにすごい行列で、しかも肝心の2歳児は遊び疲れてベビーカーで眠ってしまっている。

そんな状態だったので動物園は潔くあきらめ、そのまま栃木に戻る電車に乗った。

電車の中で眠っていてくれるとチャンスと思い、急いで駅に向かったもののすぐに目覚めてしまい、

「なんてこったい…」

面倒を看てくれたひとがいなくなっていることを知ると、上野駅のホームで、

「おねえさんがいない〜」

と、泣きじゃくる2歳児。

説得を試みるもなかなか泣き止まないから、キオスクに入り気分転換。ラムネを買って与えると少し落ち着いた。

電車に乗ると、

「ズボン、ぬれちゃった」

というので見てみると、おしっこ漏れ。

しかし、電車はそこそこ人がいて動けないため、埼玉を脱するまで待つ。大宮を出ると優先席が空いたため、そこでパンツ交換。

そこから1時間ほど、座席で遊んだり、裸足で床に降りたりと喜んでいる。そんな中、電車は揺れるし、停車するときは転ばぬようにこちらは注意を怠れない。

電車が空いていたからよかったけれど、これが混んでいたらやってられない。小さな子供はクルマでの移動がいい。なのに愛娘は酔いやすいからゲロる心配をしながらというのもキツい。

ようやく栃木に着き、クルマに乗せ家に戻る。クルマの中では、「また電車乗りたい〜」と言う。

まあ、いいけど、アタシはちょっと勘弁かな… もうちょっと大きくなって分別がつけばいいけどね。

と、疲労困憊で到着し、留守番していた猫にご飯をあげ、今度はマンションのほうへ。

「今日はたくさん遊んだから、ご飯食べないですぐ寝る〜」

と言い、歯磨きを済ますと布団で寝てくれた。

よかった… やっとこれでゆっくり一人で食事できると思い、台所に立つと、2歳児は起き出し、

「ごはん食べる〜」

と言うじゃないか。

ううぅ。しょーがない。残業だ。

と、2歳児と一緒にご飯を食べるも、これまたこちらは落ち着かない。ちゃんと見てないとご飯はグチャグチャになるからね。

というわけで、ようやくハイボールにありつけたと思いつつも、食べた気、飲んだ気しないし。

さらに食後はすぐ寝てくれると思うも、今度は、

「アンパンマン、見る〜」

ああ、これはしばらく寝ないな。

と、結局寝たのは何時だったのだろう?

そして、今日、待望の保育園に連れて行くためクルマに乗っていると、あと数分で辿り着くという時点で、

「気持ち悪い…」

ゲッ!もしかして吐きそう!?

と、コンビニにピットイン。

この兆候を見逃すと、ゲロにまみれることになり、後始末がかなり大変なのである。

すると、今度は、

「保育園、行きたくなーい!」

と、絶叫&号泣。

とりあえずクルマに乗せ、保育園に着くもそれは収まらない。

駐車場から抱きかかえ、「行きたくない」と絶叫する2歳児を抱え、なんとか教室まで。

ここで注意しないと吐きやすい愛娘は泣いた勢いでこれまた吐くのである。

先生に預け、荷物をクルマに取りに戻ると、愛娘は泣き止んでいた。

保育園に行きたくないと泣くのは初めてのことだったけれど、大人だって連休明けは会社に行きたくない。

今回は大好きな電車に乗ったり、東京で遊んでもらったから余計に行きたくなかったのだろう。

クルマに戻ってやっと一人になったときは解放感というより、ただ疲れていた。

結美堂に戻り、猫たちを抱く。

猫のほうがお利口だわ。猫はちゃんと自分でトイレでおしっこもするし。

三連休で何もできなかったため、三日ぶりにMacBook Proを開くも、いつの間にか、保育園に迎えに行く時間になっていた。

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