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本気にならない脱力型本気が極意

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結月です。

昨年の終わり、急に東京から栃木に移転することになったため、「こんなこと、やろうかな」って考えていた着物の企画もやれなくなったとかはあるんですが、そもそも企画が動き出し、うまくいくことなんてそう簡単でないのだから、栃木に来たせいとも言えないんですよね。

今まで東京にいたって、数多くの企画は企画倒れになってるわけで、そう思えば愛娘のために栃木に来なくてはならなくなったっていうのも状況が変わってしまうというありがちなパターンのひとつです。

ひとつのことをやり遂げたり、持続させたりするのは大変な困難でうまくいかないほうが多いものです。

やってみないとわからないからやってみたら想定してないことが起きたり、ちゃんとやってくれると思ったひとがちゃんとやってくれなかったり、自分の予測が思い切り外れて世間から相手にされなかったりといろいろです。

逆に予測していなかったひとが助けてくれたりして、なんとかなったとかもあります。

わたしは自分がやりたいことは自分でやりたくて、自分でできることを他人にやらせるタイプでない芸術家系なのでたくさんひとを雇ってなんていう経営者みたいなのは苦手というか無理なんですよね。

だから、経営者タイプのひとってすごいななんて思ったり、ひとが多ければそれをまとめるのは大変だし、思い通りにならないことはひとりでやってるわたしの比じゃないなって思います。

とにかくうまくいくことなんてそうはない。

できる限りのことを散々やって、ウンザリするほどやって、もうこれ以上は無理だっていうくらいやって初めてうまくいく可能性が出てくる。

それでもうまくいかないかもしれない。

そして、うまくいったとしても、今度はそれを持続させるのが大変な苦労になる。

まあ、そういうものです、何事も。そういうことだってまずは気づくのが大事でして。

なんてことを言いながらも、日々そんなガチで生きててもつまんないし、ガチで生きてないのもこれまたつまんないって思う絶対矛盾的自己同一がかるわけで。

多分、ガチにならずに柳の枝みたいに脱力していろんなことができちゃってるのが究極なんだろうな。

そうなれるにはやっぱガチを経験しないといけなきんだけどね。

そう言えば、井伏鱒二の『黒い雨』はすごい小説だなぁ。


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