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自分の着物が染まるところを見学する京都ツアー

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結月でございます。

ええっと、結美堂はちゃんとした京友禅の着物を扱う店なので、観光地に跋扈する変なキモノもどきみないなレンタル着物とは真逆のところに位置してます。

なんて言うのは、毒々しくて、クオリティがアパレルとして最悪で、そもそもあれを着物とは呼べないのになぜか観光客が着物と思ってレンタルし、京都を歩き回っている困った風景に一石を投じたいからです。

そもそも京都に旅行へ行って着物を着るっていう根拠がよくわかんなくて、要は古い建造物があるから、昔の衣服である着物を着ようってことなのかな?

それとも京都は京友禅があるから着物ってことなのかな?

だとしたら、おかしい。

さって、観光地のレンタル着物って、全然京友禅じゃないプリント物の浴衣以下のものだから、あれは京都で作られたものじゃないし、京都の文化じゃないもん。

いわば、京都は観光客による着物コスプレのハロウィン状態であって、しかも問題なのは着ている人たちがそれに悦に入っていることで、

「あの… それ、全然、京都っぽくないんでやめてほしいんやけど…」

と、地元の人たちが眉をひそめる事実を知らないでインスタ映えを狙っちゃってるところでしょうか。

とにもかくにも、結美堂は京都でちゃんと染めた着物を売ってます。

さて、京友禅の染める工房を見てみたいという声は以前からいただいてます。

京友禅の着物は大変美しいので、工房に夢抱くのはわかりますが、現実的な話をすると、着物を染める現場はまったく美しくなく、まさに男の労働者たちの現場であり、染色という名のブルーカラーというと職人さんに怒られそうですが、とにかくエレガントではない染料まみれの場です。

とは言っても、長く伸ばされた反物に絵が染められていく風景はなかなか見応えがあって、その染め上がったときの色彩を見ると、

「ふおぉ〜!」

と、唸ります。

イケメンとはかけ離れたオッサン&ジイサマの職人たちが、女の着る着物を染めていて、その美しい仕上がりをみると、そのアンビバレントに驚愕することでしょう。

本来、そうした現場は見せないほうがいい気もしますが、大人の社会見学としてあってもいいのかなって思います。

そこで自分がオーダーした着物がリアルに目の前で染められるシーンを見ることができる京都ツアーがあったらおもしろいんじゃないか!って思い立ちました。

オンリーワンの自分の着物が染め上がっていくのを見て、その反物を仕立てて着るのって感動的だし、着物に対する愛着ってすごく湧くと思うんですよ。

一番簡単なのは地色一色の「色無地」ですけど、これをオーダーすると同時に京友禅工房社会見学付き京都ツアーをやってみたいと思います。

結美堂の色無地オーダーメイドは168000円でやっていて、それに宿泊など諸経費を入れて20万くらいでできればなって。

でも、年々、白生地が高騰しているので、正直、この168000円というのもキツくなっていて、すみません、近い将来値上げするつもりです。いえ、します!

さて、そのツアーは最低2名揃ったらやるもので、最大が3名です。

どうしてかというと、それはわたしのクルマで東名高速をぶっ飛ばして京都まで行くからで、運転&ガイドのわたしを入れて定員が最大4名だからです。

「新幹線は使わないの?」

と言われそうですが、新幹線は高い! 数名で行くなら断然!クルマが安い!

もし新幹線ならツアー代金が高くなってしまうし、あと京友禅工房が電車ではちょっと行きにくいところにあるからクルマがあったほうが便利なんだよね。

さらにわたしは実家にお世話になって宿泊費を浮かしてコストカットするから、クルマがあったほうが便利。

できれば2泊はほしい。

1泊だと午前中に京都に着いて、すぐに工房に行って、そしたら夕方で飯食って酒飲んで終わりになってしまう。

一応、京都の街のことは知ってるわたしがガイドしたいからもう1泊。

京都の街を歩くときは、ホテルでわたしが着物を着付けてあげるから、レンタルのペラいヘンテコ着物ではない姿で平安神宮にでもお参りしようか!

まあ、別に着物でなくてもいいけどね。

今の京都のホテル事情をよく知らなくて、高いのか安くなったのか、予約がいつからなら取れるのかとか調べないと正確な値段は出ないけど、自分のオーダーの着物が染められるその瞬間を見て、自分の着物が手に入り、さらに2泊で京都観光ができるって考えたら、20万ちょっとだったらかなりお得だと思うけど。

だって、旅行だけでも京都で2泊っていったら、新幹線とホテル代だけでも7万くらいはするんじゃないの?

そしたら色無地のオーダーメイド誂えで着物が13万くらいで買えるってことだから、我ながら良心的だと思います。

実はわたしは自分は自分のことサイテーな人間だと思ってるのに、どういうわけか「良心的」って言われるんですよ。

「アタシが良心的!?」

自分でも笑っちゃうんだけど、それって世の中が全然良心的でなくて、わたしが普通って思ってることが良心的レベルってこと!?

まあ、よくわかんないからいいや。

と、こんなことを考えたので、別に色無地じゃなくてもいいけど、自分の着物が染められるところを見ることができて、着物も手に入って、京都も結月ガイドで2泊で楽しめるっていうツアーを2名以上3名未満揃ったらやります。

「これはナイス!」

と思う人は結美堂までお申し込みを!

2名揃ったら、京都までぶっ飛ばすよ!

いや、今まで白生地から選んで、染め上がった反物を見せてから仕立てるっていうことまでやってたんだけど、それ以上のドキドキって、染めてる現場を見ることかなって思ったんですよね。

 

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