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ホテルの中で香害を撒き散らしてでも山に登る!

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結月です。

結美堂山ガール部が奥日光の社山を目指すのに2週間を切ってしまった。

「切ってしまった」というのは、今日も仲御徒町駅の階段を上ったら、もちろん息切れなんかはしないけど、足が重いっていうか、体力がないことを痛感。

こんな軟弱&運動不足で大丈夫かな?と些か不安になりながら、この暑さではウォーキングもする気にはなれず、早朝5時くらい起きて、チャリでエクササイズしておこうかと思い始めてる。

さて、大げさでなくリアルにありそうな話をしたい。

足腰弱く、体力なし、運動不足は生まれてからずっとという経歴のわたしが1800メートル以上の山を登るとなると、筋肉痛は濃厚。

その後、行きつけのホテルで温泉に浸かるとはいっても、温泉くらいで筋肉痛がサッとなくなるはずはない。

温泉後、待望のビール一気飲みってわけだけど、ビールで筋肉痛は取れるわけもない。

盛り上がる宴を期待しつつ、現実はヘロヘロになって口数少なくなってるかもという不安。

山登りを言い出した張本人であるくせに体力的には下っ端で、まるで説得力ないし。

ともかく、お酒を飲んで酔っ払って、和室で雑魚寝って流れではあっても、筋肉痛ってマジで痛いと眠れないよね。

となれば、必携なのはこれ!!

エアーサロンパスを脚に吹き付けまくって痛みを和らげ、なんとか眠る!

しかし、エアーサロンパスはやりすぎると、冷えて凍えてしまうときがあるから要注意。

でもさ、問題は香害なんだよね。これ、和室中に充満したら他の部員たちが眠れないかも!?

そんな身内を庇おうと、エアーサロンパスは外でやることにする。部屋の外ではなく、ホテルの外。奥日光の大自然の中で浴衣をまくって、脚の付け根から太もも、そしてふくらはぎまでエアーサロンパスをしよう!

となると、わたしの存在自体がエアーサロンパス香害なわけで、いくら外で吹き付けてもホテル内はわたしが歩いたあとはサロンパス臭でツンツンするという事態が現実的。

これはヤバい! お盆の時期でホテルは満室。他の客も多い中で香害を撒き散らしたら、せっかくのお盆休みを不快なものにしてしまうじゃないか。

なんてこったい!

しかし、エアーサロンパスなしでは眠れない確率は高く、その翌日には東京まで運転しなければならない。その責務のためにはアクセルも踏むし、ブレーキも踏む。両脚が筋肉痛だと運転に差し支える。それを考慮すれば、香害を撒き散らすしかない!!

この日に宿泊する予定のすべての宿泊客の皆さんを犠牲にして、アタシは奥日光の清らかなマイナスイオンの空気をサロンパス臭に変える!

願わくば、山登りを重ねてこの軟弱な肉体がエアーサロンパスなしで登れるようになるまで、アタシはサロンパス香害を貫くよ。

でも、今どき、無香料のサロンパスってないのかな? 調べてみるとある気もする。いや、あるんじゃないか? 

考えてみれば、湿布だって今のってあまり臭わないよね。

だったら、安心。

しかし、あの匂いがないと効きそうにないって思うのは、防虫剤にナフタレン臭がないと効果を疑いたくなるってのと同じ?

こんなこと言ってると、感覚が古いって言われちゃうよ。

 

 

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