着物のアウトプットを提案していく

結月でございます。

着付けを教えたり、着物を販売していると、

「着物を着ていく場所がない」

と言われることがあって、内心、

「そうかなぁ…?」

と思うこともあれば、

「だよね」

って思うこともあります。

後者のほうは普通に考えたら、着物なんて今は特別なものなのだから、着物で何かしろと言われても、何も思い浮かばないのが自然と思えるってこと。

一方、前者のほうは、「それくらいのアウトプット、自分で考えられないのかな?」とやや上から目線というか、それを考えるのがおもしろいのにどうして最初から匙を投げるのだろう?という疑問でもあります。

着物って、今や珍しいものであるから、着付けが自分でできることはものすごいアドバンテージになると思う。

わたしは着物を着ることでパラダイムシフトを起こしたので、着物で人生変えたなって思っています。

というわけで、着物を単に着るだけでなく、それを自分のアウトプットとしてできるような提案をしていきたい、さらにはそういうことを提案し合えるコミュニティ作りをしようかなって思いました。

一番くだらないって思うのは、着物を着て見たいと思って着付けを習って、そしたらそもそも興味もない茶道を始めなくちゃとか思ってしまうひとが多いこと。

確かに茶道では着物は使うかもしれないけど、自分が興味がないものをどうして始めなくちゃなんないの? 興味があればやったらいいよ。でもね、着物イコールお茶とか、そういうステレオタイプな考えはやめなくちゃね。

これはお茶を否定しているのではなくて、興味がないものをステレオタイプに考えるその思考に問題があるってこと。

ちなみにわたしは日本のその類の伝統的なものが、しきたり的に全然体質に合わなくて、完全にアウト。金もらってもやらない。

だから、やりたいひとがやればいいだけで、それは全く否定しないし、でも興味がないことを着物に繋げて、やりたくない自分を否定してまでやることはないってこと。

着物着たら歌舞伎を観に行くっていうのも同じで、歌舞伎に興味があれば着物でなくても観に行けばいいんだから、そこは着物と関係ないんだよね。

言いたいことは、着物をそうした狭い価値観でステレオタイプに捉えないでほしいってことなんだよ。

そういうわけで、わたしは自由人だから、着物のアウトプットをステレオタイプでなく提案していきたいなって思います。

自由人だからといって、着物をヘンテコな、というか下品な、っていうかゲテモノみたいなデザインにして斬新と勘違いしているような、そういうこととは違うよ。

わたしは着物そのものに関しては「美」に価値を置いているので、どこぞのイベントにあるようなわけわかんないようなものとか、観光地でのレンタル着物にあるようなものは全否定です。

なぜなら、美しくないから。

そして、着物の根本を勉強していない悪ふざけのレベルだから。

とまあ、そういう結月なりのアウトプットを提案していきながら、皆さんが自分で、自発的に、主体的に着物を着こなせて、自分の人生を築き上げられるようにしたいって思います。